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外壁工事にはさまざまな種類があり、目的や状況に応じて選択されます。主な種類を以下に紹介します。 |
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1. 塗装工事(外壁塗装) |
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外壁の表面に塗料を塗布して保護・美観を向上させる工事 |
※主な塗料の種類: |
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アクリル塗料(安価だが耐久性が低い) |
ウレタン塗料(柔軟性があり、ひび割れしにくい) |
シリコン塗料(コストと耐久性のバランスが良い) |
フッ素塗料(高耐久でメンテナンス頻度が少ない) |
無機塗料(最も耐久性が高いが高価) |
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目的: 劣化した外壁の補修、防水性の向上、美観の維持 |
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2. 張り替え工事(外壁張り替え) |
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既存の外壁材を撤去し、新しい外壁材に交換する工事 |
※主な外壁材: |
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サイディング(窯業系・金属系・木質系・樹脂系) |
モルタル |
ALC(軽量気泡コンクリート) |
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目的: 外壁の劣化が激しい場合、建物の耐久性を向上させたい場合 |
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3. 重ね張り工事(カバー工法) |
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既存の外壁の上から新しい外壁材を重ねて施工する工法 |
メリット: 工期が短く、廃材が少なく済む |
デメリット: 重量が増えるため、耐震性に注意が必要 |
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目的: 既存の外壁が比較的しっかりしており、張り替えよりもコストを抑えたい場合 |
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4. シーリング工事(コーキング工事) |
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外壁の継ぎ目(目地)に充填材を入れ、防水性を高める工事 |
目的: 外壁のひび割れ補修、防水対策 |
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5. 防水工事 |
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雨水の侵入を防ぐために防水塗料やシートを施工する工事 |
目的: 防水性能を向上させるために屋上・ベランダ・外壁に施工 |